今回分 講義への意見・質問
Q:p.60 表4-6の中でパラメーターの値がマイナスになる意味がわからない。
→その変数が大きいほど、消費者はそのブランドを購入しにくくなるというという意味です。
Q:知覚マップの因子分析の結果をより少ない因子へ集約する際は、単に似たような項目 をまとめるといった程度でよいのか?
Q:因子の選定はどう行うのか?
→因子分析という手法は、相関が高い変数の背景には、それらに共通する観測されない潜在変数(因子)があるということを仮定して計算しています。その結果として、あの例では4つの因子が抽出されたということになります。
Q:調査項目を決めることは非常に重要だが、なにか決め方があるのか?
Q:調査の中にセグメント用の項目を入れて分析に使うことが多いが、質問項目が全方位 で押さえられているか悩むことがある。検証するような方法があるのか?
→残念ながらないでしょう。過去の研究などを参考にして網羅的にする、もしくは過去の経験から有効そうなセグメント方法を決定しておき、それに限定してするといった方法しかないのでは。
Q:タブロイド誌の競合相手は缶コーヒー(ともに120円で駅で買う)。
Q:直接の競合だけでなく、buget competetionのようなことが生じているのは最近の特 徴なのだろうか?CDの売上が携帯などと競合するという状況は以前では考えられなか ったのでは?
→CDについてはそうかも知れません。
Q:マーケティング重視で開発された車は、ことごとくメーカーの読みどおりには成功し ていないという。トヨタプリウスのように、コンセプトが先に来るような車が成功す るのでは?
→マーケティング重視というのはどういうことをいうのでしょうか?環境志向というトレンドに対して、環境への配慮というポジショニングでああいうクルマを投入したともいえるのでは?また、読み自体も、いい加減なのでは?という気もします。
今後はマーケティングだけではなくて、企業全体としての姿勢が非常に重要になると思います。
Q:因子分析など、TPOの不安定生から本質的解明は難しいように思えた。また、今日の 解は明日の解ではないと感じた。
→現状を知ることが出発点でしょう。
Q:講義ノートの英文スペルがよみにくい。p.61の図表など。
→ 縮小しすぎました。
Q:質問すべき点がわからないくらいわからなかった。
Q:これまでで一番理解できなかったので復習したい。
Q:因子分析についてわかりにくかった。
→復習、できれば予習もしてくるとよいでしょう。因子分析については、質問が出たので説明しましたが、特にわかってもらわなくても構いません。
Q:マーケティングサイエンスに多人化という言葉が使われているが、よくつかわれるのか?
→〜バブル期には使っている人もいたような気がしますが、最近はききません。
→2000年度からいなくなりますので、来年1年で書き上げる自信があるのならば指導できます。また、1年だけ指導して、あとは他の教員にかわってもらうということもできます。
マーケティングサイエンスをしている教員はいませんが、斉藤助教授も実務に近いマーケティングをしている人です。