今回分 講義への意見・質問
→もちろんそうですね。どこがダメなのか(どう修正すればよいのか)を明らかにしてあげるのもマーケティングリサーチの役目です。
Q:リサーチの内容はすべて花王が作成しているのか?資生堂のアンケートをみたことがあるが、実施はリサーチ会社になっていた。
→花王はどうかわかりませんが、一般的には調査票の設計は自社でしたとしても、実査(調査票の印刷、配布、収集、入力、単純集計)についてはリサーチ会社を使うことが多いでしょう。
Q:サンプルの妥当な数はどうやって決めるのか?
→許せる誤差の範囲と、信頼度を勘案して行います。プリントのマーケティングリサーチの最後の方に出ていますので興味があれば読んでおいてください。
Q:どのくらいの人数、予算をこのリサーチにかけたのか?
→わかりませんが、留置調査で5000円/サンプルとして計算してみて下さい。
Q:アタックは本当に成功したのか?自社で販社をもっていたことが最大の要因なのでは?
→アタック以外の商品も同様のチャネルで流通することを考えてみてください。それらが、すべて成功しているのならば、流通がよければ成功するといえるかもしれませんが、失敗するものもあるでしょうから、販社をもっていたから成功するとはいえないでしょう。
Q:粒子の色の調査までしているとは驚いた。
→ベネフィット、他社との違いを知覚させるためにはそれ位しないとだめなのかも知れません。
Q:意思決定プロセスがより理解できた。副次的効果として洗剤についての知識がついた。 Q:実例に基づく興味深い授業だった。身近な事例で理解しやすい。 Q:今後はリサーチの考え方を自社でも活用したい。 Q:ケース演習は予習してから来るので非常に勉強になる。 Q:さまざまな意見がありさんこうになった。 Q:ニッチ市場を相手にしてきたのでリサーチについての知識、センスが不足していると感じた。 Q:企業におけるマーケティングの重要性が理解できた。
→これらを実感してもらうのがケースをする目的です。
Q:ためになるけれども仕事をもっている者にはきついとも感じる。
→卒業証書については、(通信課程)と入るかもしれませんが、通学課程と同じ学士を発行するわけですから、あまり大きなギャップがあってはいけないと思います。
ちなみに通学課程ではケースを5本しております(英語ケースも含む)。
Q:小売、流通の中小企業についてのケースをして欲しい。
Q:コンビニなどでは買った人についてのデータを入力している。それについてのケースはどうか?
Q:カード業界についての事例があるとよい。 Q:通信分野の事例などもあるのか?
→これらを勘案して3本目のケースを決定しようと思います。
Q:花王の販社に勤務したとき、動線調査、陳列調査を都内のスーパーでしたことがあるのを思い出した。SP部門よりは、今回のような開発の方が実務的には面白そう。花王はfd撤退などあまりよい話はないように思う。