ミクロマーケティング各論(市場調査論)
Marketing Research


講義要目

1.意義と目的
 「消費者は製品をどのように知覚しているのだろうか?」
「消費者は製品やサービスにどのような属性を求めているのだろうか?」
「消費者といっても、どのような消費者が、どのくらい存在するのだろうか?」
 市場調査とは、情報を集め、分析し、解釈することによって、これらの問いかけ
に対する回答を与える手続きである。本講では、マーケティングの諸局面において、
どのような情報を、どうやって集め、分析し、解釈するか、という
「定量的な情報の取り扱い方」を中心に、市場調査の基本的な考え方や具体的な
分析手法を講ずる。

2.授業内容

 『方法』講義の他、グループでのケース演習などを課す予定。
     コンピュータ演習は行わない。
 『成績判定の方法』小レポート課題(5回程度)、ケース演習、期末試験、
  講義への参加(発言、出席)などを勘案する。

3.テキスト
 プリント教材を生協にて販売する。
4.参考文献
 Aaker et al.(1998),Marketing Research 6th ed.,Prentice Hall

5.学生への要望
 多変量解析など、テクニカルな問題にも直面するかもしれない。
しかし、具体的な事例を紹介しながら、「手法」ありきではなくて、
「問題」ありきという発想で、統計学、数学などの高度な知識がない者でも
理解できるように講義を進める予定です。どのような職業についたとしても、
意思決定を行う際には、必ず何らかの情報、データを参考にすると思う。
本講では、そのような場合の参考になるような手法や事例を中心に論じたい。


本年度と昨年度の違いは次の点です。  用いるケースを入れ替える。


以上

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