ミクロマーケティング各論(マーケティング意思決定論)
12/19日分講義への意見・質問
Q:パソコンを買いに行ったところ、メビウス25.9万とビブロ27.9万で迷った。店員に勧められてメビウスを買ったが、すぐに壊れてクレームをつけにいった。するとビブロが25.9万に値下げしてあった。そこで、ビブロに交換しろといったら、ビブロは再び27.9万に値上げし、メビウスは19.9万になっていた。すごい価格設定だと思った。メビウスは在庫整理しようとしているのだろう。
→スジャータというメーカーのレギュラーコーヒーが新発売されたとき、お試し特別価格ということで安く売っていましたが、その後、価格が上がった覚えがありません。日本の場合、価格は下がる一方であり、価格を引き上げるために新製品を導入するという行動がよくみられます。パソコンの場合には、性能の進化も相俟って価格は短期間で大きく低下します。
Q:各企業のマーケティング担当者はこうした手法を実際に使っているのか? →例えばAHPについて日本の企業が使ったという(練習や遊びは別として)話は聞いたことがありません。やはりまともに議論するというよりは根回しが主流なのでしょう。しかし、今後は意思決定プロセスを明確化、共有化していくことが必要になるのではないかと私は考えています。
Q:AHPを活用した分析が面白そうだったが、こういう指標で後継者を決めるのには問題があると思った。主観的判断がマイナスに作用する気がした。
→こういう指標では問題があるので、別の指標にしたらどうか、といったような議論をすることにAHPの良さがあります。
Q:ファッションに興味があるのでブランドにも大変興味をもっている。ファッションではグッチがブランドイメージの再構築に成功した。
→グッチの例は何かで読んだことがあります。G-ShockにやられたSwatchはどうすればよいか考えてみて下さい。
→後悔先に立たず。