ミクロマーケティング各論(マーケティング意思決定論)
 11/28日分講義への意見・質問



1)講義の内容について
Q: GEが企業レベルでのブランド力をもっているのか、商品ブランド力をもっているのかを調査すれば答えが出るのではないか?
→ ケースを読む限り、この業界では商品ブランドとして確立しているのはスペースメーカーのみであり、企業名ブランドが主流であることがわかります。また、企業名として、B&DはGEにつぐ知名度、イメージの高さをもっているということがケースを読むとわかります。


Q: ブランドについて考えさせられた。
→ 近年のマーケティングの大きな話題です。


Q:責任者ホーマーさんの提案が出ていないがわかれば教えて下さい。
→ 私にもわかりません。


Q: コーポレートブランドと商品ブランドの長所、短所を教えて欲しい。
Q:今日の議論は商品ブランドに偏りすぎていたように思う。コープレートブランドの研究はどこまで進んでいるのか?
Q: 1社でnational, panasonic, 松下の3ブランドをもつ、松下電器を反面教師に、複数ブランドをもつことの非効率性を訴えようと思っていた。
Q: ブランドとはなんですか?ある(1)アパレルメーカーは、(2)カジュアルからフォーマルまで4つのシリーズをもち、それぞれ大きく分けて(3)5つのデザイン性の製品をもち、(4)それはさらにトップとボトムで組み合わせが可能である場合、(1)はメーカー(2)製品ライン、(3)ブランド、(4)アイテムと考えるのか?
→ 追加プリントを配布します。

Q:B&Dの合併前の目標はあくまで「消費者ニーズに対応しうる製品群の開発」である。その点から見るとフルラインメーカーになったということで、合併したことは大成功といえる。

→ m&aしてよい結果を出さなければ意味がないですね。

Q:データの受けとめかたによってまったく考え方がかわってしまい、意見が対立してしまう。だからリーダーの立場が重要になってくるのではないか?
→マーケティングについて次のような寓話があります。

 しかし、意思決定を行うために、重要なポイント(数字などの指標)というのはあるわけですから、それを見逃してはいけません。





2)講義の進め方について
Q: マクドナルドのケース設問を教えて欲しい。自分で考えてみたいので。
→ ワークベンチの設問と一緒に配布します。


Q: 日本語だと簡単に感じる。

Q:ケースについて、もう少し資料が欲しかった。訳すのは大変だが、英語のケースの方が資料が豊富で考える上でも楽しかったような気がした。しかし、人の意見を聞いていると少ない資料でも考えるといろいろ出てくるのだと思った。
→ 今日のは訳が悪くなかったのですが、ひどい翻訳については英語の方がよほどましです。

 stepwise regressionというのを「階段風回帰分析」なんて平気で訳している本もあるくらいですから。

 一般的にいうと、日本の人が書いたケースは日本の企業があまりデータを提供しないということなどもあり、資料が不足気味になります。また、海外のケースを訳すときも短くて翻訳しやすいものが選ばれる傾向があるように思います(これらは私も反省すべき点かも知れません)。

 よって、英語そのままのケースの方が、新しくて資料も豊富なものを使うことができるわけです。



Q:独創的な戦略を考案するかは非常に重要であると感じた。
→非常に重要ですから、そうできるようになってください。


Q: 積極的な発言は必要だが、相手の意見を認めて受けいれる態度も必要。

Q:発言しながら理解を深めているように感じた。
→発言の仕方も勉強しましょう。



Q: 普段の授業で習っていることを生かし切れていない。勉強に対する努力が欠けているように思った。中国に行ったが、日本メーカーの電化製品であふれていたが、日本ではこれらのメーカー製品は見かけない。ところで電化製品について、日本メーカーはアメリカでどれくらい活躍しているのか?
→テレビでは米国メーカを駆逐してしまったはずです(ゼニスが残っているくらい?)。AV機器は強いそうですが、ケースに記載されているように、台所まわりのものは技術的な付加価値を活かせないせいか、まったくふるわないようですね。


Q: 試験前に成績評価を教えてくれたときいているが?
→そうする予定です(12/19には渡したいと思います)。




3)その他




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