ミクロマーケティング各論(マーケティング意思決定論)
 1107日分講義への意見・質問



1)講義の内容について
Q:ブランドスイッチング行列のPBの部分は70と高いが、同じブランドから同じブランドではなく、PBという部門の値のみでも意味があるのか?

→ いくつかの弱小ブランドを(この場合はいろいろなPBブランド)一つにまとめるということはよくされることです。


Q:Managerの意気込みや自信によってマーケティングは当然大きく変わってくると思うが、どうか?
→当然変わってくると思います。

 そういう意味で私は最近、マーケターの志や自信、誇りといった心理的な要因に注目して研究を進めています。

 少ない事例ですが、志にもとづいた製品の方が最終的に成果が良好(経済的な成果だけでなく士気の高まりといった非経済的な成果も含む)、成功すると自信をもった製品の方が、成果が良好といったようなことがいえそうな気がします。

 志や自信の源を探ることが今後の課題です。



Q:3年間で2回タイヤ交換をしたが、そのたびに「左右のタイヤはそろえてくれ」「4本交換の方がよい」といわれた。製品のよしあしよりはディラーの力で、4本購入する者が多いのではないか?
→ケースに書かれているとおりですね。




2)講義の進め方について
Q: 今回のケースは取っつきにくかった。反トラスト法によってGYがどのような影響を受けたのかはっきりしなかった。
→ じっくり読んで下さい。そこはこのケースにとって余り本質ではないと思いますが。


Q: 教員からの一方向の講義ではなく、教員ー学生の間で意見が活発に交換されるので、聞いているだけでも自分の理解が深まり、いろいろな視点でみることができるので面白い。いつももっと積極的に発言しようと思うが、朝に弱いことやシャイなことなどから加わりにくい。

Q:内気で自分から発表しにくいので指名してくれるとありがたい。
→参加して下さい。 学生間での議論が活発になると理想的なのですが。


Q: 名前を覚えてくれてやりがいになる。
→ケースをするとだんだん覚えるようになってきます。


Q: 英文のケースなんて読めないと思っていたが、以外と楽に読めたのでびっくりしている。
→ それだけの力が大学でついたのでしょう。



3)その他
Q: SWOT分析がなんだか分からず、いい加減な分析になってしまった。

Q:SWOT分析がわからなかったので、gooでサーチしたら昨年の濱岡の講義録にヒットした。便利な世の中。
→探さなくてもプリントに書かれています。






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