今回分 講義への意見・質問
Q:'樹系図の高さと相関は、比例しているのですか? '
-->相関というよりはサンプルの間距離に比例しています。
下でつながっているほど、より距離が近い→類似度が高いことを意味しています。
Q:' 先週と今週の分析の仕方は、よく分からないので使おうとは思っていないのですがそ れでもよろしいですか?といっても、使える機能が数少ないのでもう少し復習しようと思います。'
-->問題ありません。自分の目的、データにあった手法を用いて下さい。
-->統計なんていうのは、もともと賭けに勝つためとか農作物の収量を多くするためとか、といった極めて具体的な問題から出発したものです。数理統計も重要ですが、素人には具体性から入る方がよいでしょう。
Q:'もう少し明確なクラスタのあるデータを取り上げてくれたら理解が深まったと思いま した。'
-->現実のデータで、明確に見えるものっていうのは、なかなかないのですよ。
Q:' もう終わりですか?物足りないです。'
-->なかなか前向きでよいですね。しかし、助走をつけるところまでが私の役割でしょう。
あとは自分で好きなようにやってください。
Q:' クラスタ分析は知覚的にみることができるのでわかりやすかった。 '
-->まずはデータを目でみること(予備的分析)が重要です。
Q:' 今日の講義は今までの復習もあり、かなり難しかったです。グラフィックででるとこ ろは視覚的に分かりましたが、分散分析のところあたりからあまりよくわからなくなってしまい、復習が必要だと思いました。'
Q:' 少し授業の進みが速い気がしました。今ままでのカイ二乗分析などをもうすっかり忘 れているので、もう一度はじめから復習しないとなりません。'
Q:' クラスター分析は概念としてはわかりましたが、実際の解釈の手順はとても手数が かかり大変なものでした。'
Q:' 前回の復習ができてよかったです。'
Q:' 先生の授業すべてが相関してようやく頭が整理されてきました。 '
-->これまでのおさらいも含めて、教えた手法の大部分を含んだ一連の分析をしてみました。
これがわかると、授業で教えたことの復習にもなるでしょう(市場調査論を受けているひとはさらに復習になったのでは)。
Q:' 訂正してある資料を今度は配ってほしい'
-->データセットの名前や、ディレクトリ名を少し変更するだけなので、資料を新たに配る必要はないでしょう。
Q:'前回の質問対するご丁寧な回答どうもありがとうございました。参考にさせていただ きます。さて、濱岡先生はもしやこの講義アンケートをSASを使って統計的に分析しているので しょうか?'
-->よくわかりましたね。
私の業績リストの「作成中」というのに、「マーケティング意思決定論のマーケティング」というのがあります。この中で分析結果を報告する予定です(2年前から予定のままなのですが、そろそろまとめようかと。)。
ちなみに、単純な回帰の結果を次回のノートhpからリンクできるようにしておきます。