今回分 講義への意見・質問
→メトリックな「関係」ではなく、「変数」です。
変数の測定尺度については、黒板で説明しましたが、プリントp.53にもでています。
尺度によって可能な演算が異なるので、適用できる手法が異なってくるわけです。
いろいろな分析手法(モデル)については、p.54-55にまとめてあります。
回帰分析の偏回帰係数は直線の傾きを表すわけですから、グラフに描いて傾きに意味がある(男=1、女=2としてグラフを描いても、その傾きには意味がない)ような変数にしか使えないわけです。
次回は説明変数としてノンメトリックな変数を用いる方法を教えます。
Q:' だんだんと、ついていけなくなってきている気がします。自分で、もう一度勉強し直 す際に、何かいい本はありますか?'
Q:' 講義をよりわかりやすくするために、自分で統計学の知識を補強したいのですが、ど ういった本で勉強するのがいいでしょうか。お勧めの教材があったら教えて下さい。'
→日吉で使っていた統計の教科書をみなおせばよいのでは?
それでだめだったら、参考文献リストの市川、大橋らのsasの本や「統計学入門」東大出版会がよいのでは?なお、プリント教材もみてください。
→この講義のhpからのリンクではだめでしょうか?ブックマークに登録しておけば、すぐにリンクできます。ただし、勝手にリンクが消されることもあるそうです。
あのページのアドレスは、
http://www.fbc.keio.ac.jp/~hamaoka/public_html/NOTE_DD98/ENSYU/a_indx_ensyu.html
だと思います。
Q:'
前のように(5/6)ホームページ上にアウトプットとそれをもとにどう分析するかを
書くともっとわかりやすいのでは、。でも、今日はわかりやすかった。'
→回帰分析についてはプリントにまとめてあるので、あらためてhpはつくりませんでした。
ところで、最近の人は紙の教材無しでhp上だけの情報で充分なのでしょうか?
そうならば、紙教材は廃止して、全面的にhpに移行してもよいのですが。
Q:'今回の授業は進行の速度がちょうどよく、きちんと理解しながらついていくことがで きました。 '
Q:' 今日はなんとなく分かって、良かったです。'
Q:' 最初の授業よりはついていけるようになりました。データの中の専門用語の意味がつ かみにくかったです。もうちょっと復習してみようと思います。'
→統計の授業で回帰をならっているせいでしょうか?
Q:' 随分と難しくなってきました。ついていけなくなりそうです。'
→復習&自分のデータで実際にやってみると、身にしみてわかります。
Q:'実際入力、分析を行っていく上でいろいろな問題が生じてきそうな気がする。今日の所はとりあえず理解できました。'
→あと1ヶ月ちょっとです。早めにデータを用意して、自分なりの分析にとりかかってください。
Q:'
だいぶついていけるようになりました。画面がいつも見にくかったのですが、大きく
していただいてよかったです。今はついていくのが精一杯なので、夏休みになったら、絶
対に統計学の基礎を復習しようと思います。'
→そうしてください。
Q:'
今日の講義はプリントがあったので、分かりやすかったです。これから自分達で集め
たデータをどのように分析していけばよいのか、おぼろげながらわかってきました。来週はさらに複雑を分析をやるということなので、頑
張ってついていこうと思います。'
Q:' なんかいろいろな分析方法が出てきて便利なのやら頭が混乱するやら大変です。'
Q:'だんだん本格的になってきて面白くなってきた。自分の研究テーマにどの分析を使う べきか、また逆に新しく覚えた分析によって何か他に分かることがないか、じっくり考え てみたい。 '
→p.53-54やhpのsasの使い方ページを参照して、頭の中を整理して適切な手法を選んで下さい。
Q:' データを実際読み込ませるのに時間がかかりそうです。早目早目にやった方がいいで すね。今、データを探し中ですが、思ったようにすすまず苦労しています。'
→その通りですから早めに。