講義要目



 新製品を発売する際には、誰をターゲットとし、競争相手とどのような違いを強調するか、そのためにはどんな製品を作ればよいか、また、価格をいくらにし、どの流通経路を用いて販売するか、さらにはどのような広告にするかといった、様々な意思決定を行わなければならない。

 この授業では、マーケティング意思決定のために必要となる主要な概念・方法について、論理とデータを重視する「マーケティング・サイエンス」の視点から論じる。

 また、ケース演習を通じて、それらの概念・方法がどのように使われているかを実感してもらう(5回程度を予定)。

 授業は概ね次の項目に沿って進める。

 (1)マーケティング意思決定のプロセス。

 (2)マーケティング意思決定の前提。

 (3)マーケティングミックス毎の意思決定。

 (4)マーケティングの総合的意思決定。

 (5)マーケティング意思決定の仕組み。

 

 (新製品を例にとっても、それが成功するためには、マーケティングだけではなく、それを支える技術もなければならない。そういう意味で理系・文系学生ともに理解できる内容としたい。)



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