データとの対話


  • 1.商学におけるいろいろなデータ   

  • 2.データとの対話の「プロセス」

  • ・理論的枠組み・仮説の重要性

    例1 アインシュタインの相対性理論と水星の近日点の観測

    例2「眼は、それが探し求めているもの以外は見ることができない。探し求めているものは、もともと心の中にあったものである(フランスの警察の科学的犯罪捜査法学校のスローガン)」[村上陽一郎(1974:1986),『近代科学を超えて』,日本経済新聞社(講談社学術文庫に収録、1986年,p.32)]

     →見ようと思ったものしか見えない→理論的枠組み・仮説は重要

     →二次データを利用する際、そのデータがいかなる目的で収集されたかを把握しておくことが必要。


    事実(データ) ←→ 理論的枠組み・仮説

    自分たちが何を見たいのか・知りたいのかを明確にすることが必要。

    そうすることのメリット:無駄、的外れな分析をする必要がなくなる。

    そうすることのデメリット: 仮説についてのデータしかみえなくなる?

                  新しい発見がされにくくなる?


    そのためには?

     分析対象とする現象、それを扱う学問分野の知識を身につけておくことが必要。

      →各自で身につけること(参考:プリント教材の研究事例集、参考文献としてあげたもの)。

        理論的な枠組み(仮説として規定される場合もある)

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       データの収集、解釈、分析手法・モデル:この講義でのテーマ