情報処理3(データとの対話)
06/13日分講義への意見・質問
Q: 残差分析は回帰分析を行ったときはいつでもやらなければならないのですか?
→考え方は逆で、残差は正規分布すると仮定しているのです。そう仮定することによって、t検定といった「統計的検定」を行うことができるのです。
→ βが0か否かの検定は、残差が正規分布するという前提が成立していてはじめて有効になるものです。その仮定が満たされているかは、毎回確認しておいた方が無難でしょう。
また、残差分析をすると、(1)異常値の発見、(2)異常値などを説明しようとすることによって、別の新しいモデルを考えるきっかけになる、といったメリットもあると思います。
残差が大きい→モデルで説明されていない部分が大きい→その理由を説明しよう→理論やモデルの再考
→残差分析の意義「残り物には福がある」ということばもあるくらいですから。
いくつかモデルを推定する場合には、いちいち残差分析するのは面倒なので、推定結果がもっとも良いモデルについてだけ残差分析するというのが現実的かも知れません。
Q: SAS がより難しく感じてきました。前に誰か聞いたかもしれませんが、よいテキストを紹介してください。
→ 以前回答したので、6/?のQAページを見て下さい。
Q:ダミー変数の回帰分析は難しかった。仮説がうまく立たず、Probの値もR二乗も言い値が出ず、苦労した。だけど、仮説の立てかたは大切だと思った。
→初めの頃に言ったように仮説は重要です。
Q:今日の説明は分かりずらかったです。表の読みかたをもう少し詳しく教えてほしい。
→どの表ですか?
変数1 変数2 ....
回答者1 4 8
回答者2 3 7
....
Q: やっと実用レベルに近づいてきたようでうれしい。しかし来週提出のレポートは一人ではえぐそうだ。
→ 楽しんで下さい。
Q: 難しくてついていけず、辛いです!
→どこがわからないのでしょうか?
Q: 課題が多いので大変です。ほかの人たちは、最終報告に向けてどれくらい進んでるのか気になる
→最終まで1ヶ月を切りました。
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