- 新型コロナ感染者の1例目が日本で見いだされて以来、21ヶ月が経過しました。この間、さまざまな対策が行われましたが、約170万人が感染、1万7千人の命が失われました。現在は第5波が収束傾向ではありますが、昨年は気温低下にともなって感染者が増加しました。経済の回復を重視して、飲食店、検疫、イベント開催の緩和が検討されていますが、不用意な緩和によって、感染者が増加する恐れがあります。ワクチン接種が進み、重症化の抑止などの効果があるとされますが、ワクチンの効果は数ヶ月で無効となるという報告もあります。このように、現在は新型コロナ対策を見直す岐路にあります。
- 我々は共同で新型コロナ対策の提言「科学的知見を踏まえた新型コロナ対策の提言『日本グリーンゾーン化戦略』をまとめました。主要なポイントは次の3点です。
- 感染を気にせずにすむ日常=「グリーンゾーン状態」は、実現可能であり、実際に実現している国がある。その状態を目指すべきである。
- そのために、これまでに得られた科学的知見を踏まえてコロナ対策を再起動し迅速に対応すべきである。
- 「グリーンゾーン」実現に向けた具体的な対策を提案する。
- 提案者(ABC順)
- 濱岡豊 (慶應義塾大学教授)
- 牧野淳一郎 (神戸大学教授)
- 佐野雅己 (上海交通大学教授)
- 瀬戸亮平 (中国科学院大学温州研究院教授)
- 徳田安春 (筑波大学客員教授・医師)
- お知らせ
- 提言に関しての記者発表を行います(Zoomによるオンライン)。
- 2021年9月27日(月)13時〜14時(12時55分開場)
- 参加ご希望のかたは (終了しました)
- (当日の会見は、録画およびyoutubeオンライン配信する可能性がありますので、あらかじめご承知おきください。)
- 提言の内容
- 記者発表後、下記ページに提言内容を掲載しますので、ご都合がつかない方はご参照下さい。
- 9/25 「日本グリーンゾーン化」のサイトを開設しました。