この授業では、マーケティング・サイエンスで開発されてきたモデルについて基本的な文献を行動しつつ、データを用いた演習も行う。本年度は、比較的簡単なモデルでありながら、マーケティング変数の導入、競合する製品の導入、国際比較など様々な局面で発展してきたBassモデルについての論文集に基づいて授業を進める。
Mahajan et al. (2000) New-Product Diffusion Models, Kluwer Academic Publishers
Bassモデルおよびその発展形のモデルを推定するためには、最適化ルーチンを使う必要がある。濱岡はR言語のoptim()を用いるが、各自必要なものをみつけ、使えるようになっておくことが望ましい。
濱岡(2005)「8章 マーケティング:ブランド選択行動の分析」 『経済・経営のための統計入門』有斐閣にRでのBassモデルの推定例がある。